こんにちは。
早いもので、我が家の3兄弟の次男(4歳)も幼稚園の年中になりました。
あっという間に、卒園、長女(2歳)の入園になるんだろうな。
幼稚園入園からの3年は、他人と関わりあうことで、すごく心が育つ時期だと思います。
ここで、親や園が丁寧に見れるか、適当に育てるか、で後々、子供は大きく変わってくるんじゃないかと思うのです。
さて今回は、園の先生として働いてきた私が、子をあずける親として外から見てきた幼稚園の情報も整理して、園選びに失敗しない9つのポイントをお伝えします。
ポイント1. 園の方針をチェックしよう
園に何を求めているのか、それは家族によって考え方はまさに十人十色ですよね。
・お勉強を強化してほしい
・行儀よく話を聞ける子になってほしい
・小さいうちは好きなだけ遊ばせてあげたい
少なくとも私立の園は、園によって、考え方が多少なりに違うはずです。
その中から自分たちの方針に合った園を見つけ出す必要があります。
お勉強を重視したいのに、園で文字も教えてくれなかったら、「園選びに失敗した!」って思うはずです。
我が家の場合は、とにかく徹底的に遊び尽くしてほしいという気持ちが強かったので、それに近い方針の園を探しました。
いくつか候補はありましたが、「年長児の3泊4日のキャンプ」「毎週のようにある遠足」などにひかれ、今の園に決めました。
結果は、大満足です。
もちろん、今すぐに家族の方針が決まってなくても大丈夫です。
いろんな園を調べて、ここの方針なら良いかもっていう園を探せばOK!
園の方針を知るには、説明会で園ボスの話を聞くことから始まります。
ちなみに、園ボスは園長とは限りません。
副園長が実権を握っている園は多々あるようです。
誰が園ボスかは、説明会に行くとだいたいわかりますよ。
ポイント2. 先生の品定めをしよう(激ムズ)
園の方針も大事ですが、日常的に子供や保護者と接するのは、担任の先生です。
良い先生がたくさんいる園なのか、園の先生を品定めしなければなりません。
でもこれは園の先生経験者の私でも、はっきり言って激ムズなんです。
それは、先生は保護者の前では良い顔をするからです。
先生たちを責めるつもりはありません。
私も園の先生時代、保護者にはできる限り、良い顔をしてきました。
先生からすると、保護者の評価はものすごく大切です。
評価が低いと、お母さんたちは必ずウワサをします。
ウワサの波状効果もあって、様々な苦情が寄せられますし、中にはモンスターペアレントもいますので、その対応はとても大変です。
親の対応に時間を使ってしまうと、本業の子供の対応がおろそかになってしまいます。
なので、先生が保護者に良い顔をするのはやむをえないことなのです。
じゃあどうやって良い先生を見分けるのか。
園の内状を一番よく知っているのは、その園で働いている先生なのです。
ですので、一番は、その園で働いていた先生に実情を聞くことですが、そういうツテってなかなか見つかりませんよね。
それなりに現実的なのは、その園に通わせている保護者に実情を聞くことです。
こっちの方がまだ探しやすいでしょう。
知人を頼るという手もありますし、それ以外にも、たとえば子育て支援広場というのはどこの街でもやっているはずです。
支援広場に行くと、園の話をしている親がいますよ。
そういう人に話を聞くことは価値がありますよ。
あとは、ベネッセのような園の評価サイトを見るというのも一つの手です。
が、コメントを書いているのがどういう人なのかわからないという点に、多少不安は残ります。
これらが難しい場合は、先生の質を見分けるのは難しいです。
ポイント3. 先生の人数をチェックしよう
園の中にもいろんな先生がいます。
この先生が担任で良かったと思う先生もいれば、あっちの先生の方が良いなあって思っちゃうパターンも。。。
これは当たり外れや相性の問題があるので、ある程度仕方ないのです。
ですが、1クラスあたりの先生の人数というのは、入る前に聞くことができますし、重要な基準になります。
年少だと1クラス約20人の園が多いと思いますが、そこに何人の先生が関わってくれるのか。
絶対に、群れから抜け出す子供がいるので、先生が2人いれば、1人はアウトローな子供の対応、もう1人は大勢担当という対応が可能です。
20人の年少クラスに先生は1.5人(1人担任、1人年少組サポート)くらいが一般的だと思います。
フリーの先生、サポートに入れる先生がいる園は、それだけ子供を見る目があり、保育にもゆとりが生まれ、先生たちも保育を楽しめてるんじゃないか、と思います。
私は、園の未就園児教室に行った時に、ウロウロしている園児(絶対います笑)に、先生たちがどのように言葉をかけているかを見てました。
もしウロウロちゃんが我が子だったら、先生にどんな言葉をかけてほしいか、と考えると、今通っている園の先生は、どの先生も子供の気持ちに寄り添ってくれてるな、と大変満足してます。
ポイント4. 説明会より運動会を見よう
説明会ももちろん行った方が良いと思います。
しかし、何より運動会を見学するのがオススメです。
多くの幼稚園では、運動会を公開しています。
未就園児の参加や見学も可能な所も多いかと思います。
なぜ運動会がオススメかと言うと、運動会では子供たちの様子が見れるからです。
説明会は先生メインのお話になるので、園の様子がそれほどわかりません。
たとえば、運動会で子供たちがビシっと整列している園があります。
これは厳しくやらせているからです。
小学校にも行かない子供が、自発的にビシっと整列するはずがありません。
また、園児とは思えない、ものすごい組み立て体操をやる園もあります。
見学にきた親も「おおーっ!すごい!入園させようかな!」となりますが、もちろんこれも厳しく訓練させたはずです。
我が家の場合は、そういう園は候補から外しました。
これは運動会に行かないとわからないことです。
我が家は「無理にやらせることはしたくない」という考えなので。
(こういう本に影響されています。。。)
子供はみんなアーティスト! The Artist's Way for Parents -Raising Creative Children
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また、運動会は、いつもと違う環境なので、緊張して、嫌がったり泣いてしまう子もいます。
運動会だと、先生たちにも余裕はありません。
余裕のない時に、余裕のない子供にどう関わっているか、も見ることができます。
とは言え、運動会の時期が、願書提出の後だったりしますので、入園の2年前くらいから、気になる幼稚園があれば運動会を見に行ってみてはいかがでしょう。
さて、9つのポイントのうち、前半の4つを紹介しました。
記事が長くなったので、後半に続きます。
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