こんにちは。
みなさん、お子さんの偏食に悩んでおりませんか?
我が家の長男(7歳)も小さな頃はすごい偏食でした。
ですが、年齢とともに、改善されて、今では偏食はほとんどなくなったと思います。
今回は、長男の偏食遍歴から、私が実践した調理の工夫や学んだこと、感じたことを書きたいと思います。
献立を考える(汁もの)
なんといっても大変なのは、献立を考えることです。
決まった食材しか使えない。
決まった味付けしか食べない。
まず、絶対に作ったのは汁物。
野菜自体は食べなくても、野菜のエキスが出るから、汁を飲ませる作戦です。
あまり臭いのきつい野菜を入れると、汁も臭うので、入れるなら少量。
ごま油を垂らして風味を変えたり、味噌の味をいくつか揃えて、一緒に食べる大人も飽きない工夫をしました。
味噌汁以外の汁物って、うどんのお汁とカレーくらいしか食べてくれない時期もあったので、一緒に食べる方も毎回同じだと辛いんですよね。
子どもは平気そうだったけど。
なので、お昼は子どもと私は別メニューにしたり。
乳児のうちは早くお腹減るので、午前中の間食を出来るだけ少なくして、早めにお昼を食べさせ、昼寝させてから、私一人で好きな昼食を取る。
それがリラックスタイムにもなるし、よかったです。
ちなみに、長男の乳児期は、コーンスープ、ミネストローネ、シチュー系、コンソメスープ、中華風スープ、ことごとく拒否でした。
一口も食べない。
でも、お子さんによって、このスープなら飲める!とか、手間はかかるけどポタージュ系にすれば飲める!とか、あると思います。
固形の野菜を拒否するお子さんには、ダメでも仕方ないと思って、試しに作ってみてください。
献立を考える(メインのタンパク質系)
固形の肉は食べないので、ミンチと限られた魚と豆腐で考えます。
ウィンナーやハムも、少しは食べたので、飽きない程度に使いました。
【ミンチ料理】
ミンチ料理だと、野菜をすりおろして入れられるので、一番いい。
見た目ではバレないので始めから拒否されることは少ないから、こちらのストレスも少ない。
ニンジン、玉ねぎ、レンコン、あたりをすりおろし。
少量のしめじや椎茸をコッパみじん切りで入れる。
ハンバーグとつくねは、結構な頻度で作ってました。
あと、餃子。餃子は今でも週一です。
私は最近飽きてきて困ってますが、旦那と子供たちは毎週喜んで食べてます…
【お好み焼き、ニラ焼き】
お好み焼きも、ニラ焼きも、出来るだけコッパみじん切りにして、肉の代わりにチーズイン。
カルシウムをと思い、小エビを細かく砕いて入れたら、食べなかった…
何がダメなの?!風味?!
意味わかりませんでしたが、それから小エビ入れるのはやめました。
【魚料理】
魚は、しばらく鮭とシラスくらいのもんだったので、冷蔵庫に常備させてた時期がありました。
鮭は、ムニエル、そのまま焼く、ホイル焼き、フライにして。
シラスはそのままご飯に乗っけるだけ。
少し大きくなると、旦那の好きなぶりの塩焼きやサンマに興味を持ち始め、少しずつ食べるようになりました。
【豆腐料理、納豆】
豆腐をメインにするのは難しいけど、一度豆腐ステーキを作ったことがあります。
全然食べなかった。きっと苦手な照り焼き味(砂糖と醤油)だったから。
結局豆腐は、冷奴で食べるか、味噌汁にイン。
でも大好きだったので、毎日のように豆腐食べてました。
あと、納豆。
野菜は食べても、納豆は絶対いや!っていう子もいれば、うちの長男のように、野菜全然食べないのに、納豆食べれるって子もいます。
納豆ご飯で食べさせて、あまり進まない時は海苔で巻くと食べる。
納豆焼き飯も食べてました。(むしろこの料理は長男しか食べなかった。次男も長女も食べない。)
普段でさえ食べさせるのにヒーヒーなのに、帰省時はもっと大変でした。
おばあちゃんが作ったものを…食べない。
味噌汁の汁、白ごはん、果物、のみ。
帰省のたびに、この子普段何食べてるの?って心配されてました笑。
なので、毎回、納豆とシラスと果物を買っておいてもらいました。
これプラス味噌汁の汁さえあれば、長男は食べてくれるし、栄養もバッチリ!と私は思っていたので。
献立を考える(副菜)
基本的に副菜は全然食べなかったけど、2歳過ぎてくると、チャンプルーされてない品なら食べてみてもいいかな?って思えてきたようでした。
混ざってるのが嫌、というこだわりは、幼稚園の年長くらいまでありました。
きゅうりオンリーの酢の物。
ここに、ワカメとかハムとか入ってると嫌がる。
ひじきの煮物。
ニンジンやレンコンなどは取り除き、ひじきだけなら食べる。
オクラと鰹節のおひたし
急に食べだした一品。夏場はオクラ買いまくりました。
子どもが大好きなポテトは、長男は大嫌いでした。
サツマイモも無理。
かぼちゃも、無理。
それも、今では大好き。
もうやめて、と言うまで食べます。
弟や妹の分まで奪って食べます。
病気になったり成長に影響しない?
正直、それは今のところ感じません。
幼稚園入園した一年間に、洗礼のようにモーレツに風邪菌を頂きました。
ひと月の半分くらい風邪で休んでたり。
でも、年中になるとぐっと風邪を引くことが減り、そこから一年ごとにすごく強くなっている感じです。
体調悪くなってくると、すごく分かりやすく体に出てくるので、自分から「梅干し食べる」「お風呂入って体あっためる」「はちみつレモン飲む」とか言い出します。
すると酷くならずに済むことがほとんど。
本当に好き嫌いなくしっかり食べてる子でも、熱出まくってたり、中耳炎なりまくってたりしてます。
なので、偏食時代のあった子と比べてどうか、という判断は、知識のない私には出来ないというのが正直なところ。
乳児期の食事の内容を見て、噛み噛みする食べ物が嫌いなのでは?と感じた方もいると思います。
私も、そう思います。
繊維質のもの、しっかり噛んで食べるものを、口から出したり、食べなかったり。
でも、硬いおせんべいは、ボリボリ食べてたんです。
まぁ、オヤツですけどね。
小2の、今の時点で、顎の発達が気になると歯医者さんに言われたことはないです。
これから大きな歯に生え替わるから、しっかり噛んで食べてね、とは言われてましたが。
今は肉も野菜もよく食べるので、噛むの嫌だから食べないなんてことはないです。
大人でも、硬くて無理!って思うような肉は、さすがに食べませんが。
無理やり食べさせるデメリット
無理やりは、どんなこともお互いにいい気持ちではないですよね。
そもそも、偏食って、無理に治せるものなのでしょうか。
無理強いは、食事自体が楽しくなくなるからやめましょう、と今の時代は一般的に言われますよね。
でも本当にその通りですよ。
私の小さい頃行っていた保育園は、完全給食で、食育に力を入れているのは良かったけど、無理強いの方針でした。
苦手はものはいくつかあったけど、どうしても食べれない物はほんの少しでした。
今でも覚えてる、無理やり先生に口に入れられたレバニラ炒め。
無理に口に入れられたって、飲み込めないんですよね。
えずくんです。
そして怒られる。
食べるまで遊べないよ、と言われて、いつまでも一人で椅子に座らされる。
そうしている間に昼休み終了。
一人で給食室に食器を下げに行く悲しさ。
保育園時代は大人しいタイプだったので、先生に逆らって意見するとか、泣いて怒るとか、出来なかったので、とにかく辛かったなーという思いしか残ってない。
あの頃の記憶のせいで、今、どうしても食べれない一品です。
どんなに、貧血にいいよ、とか言われても無理。
口に入れられないんですよね。
あと10年したら、変わってるかもしれませんが、辛かった記憶はそう簡単になくならない、というのが私の見解。
これが、親じゃなくて良かったな、というのが幸いな所でしょうか。
親に無理やり食べさせられて、えずいて怒られて、を繰り返して、その嫌な記憶をいつまでも持ってなきゃいけないって、辛いですよ。
ちなみに、長男も、食べれると思って口に入れたら、無理で、えずくことは年長までありました。
もしお子さんにそういう姿があったら、怒らずに、出していいよ、と言ってあげて欲しいです。
無理しなくていい。
いつか、美味しいと思える時に食べたらいい。
そしたら、その食べ物に対して、嫌なイメージを持たずに、またいつかチャレンジ出来ると思うんですよね。
それが偏食を無くす近道かもしれないなーと思います。
まとめ
うちの子よりもっと偏食な子ってなかなかいなかったんですが、最近出会いました。
絶対食べるものは白ごはん、牛乳。
だから、他のおかずを本当に少し食べる時はあっても、白ごはんと牛乳しか食べない日もあるって。
でも、毎日快便だしいいかな、って、ママさんはそんな感じでした。
(↑あまりにも柔らかい雰囲気で、菩薩かと思いました。)
まぁ、うちの長男も、偏食でしたが便秘ではなかったです。
快便は、健康のバロメーターだと言いますし。
基本良い便だし、身長体重もいい増え方だし、必要な栄養は摂れてるのかな?ってなんとなく思えました。(ポジティブすぎ?)
とはいえ、子どもの偏食期を経験しているママさんは、少なからず悩むと思います。
手作りを食べず市販の物を食べた時には、私の料理の何が悪いの?!って腹立つし。
でも、何年か後には、味覚も変わりますし、成長します。
一生そのままの子って、見かけないです。
悩んでいいんです!!
たまに「一口くらい食べんかい!!」とキレてもいいんです!!
でも、きっと変わる!!と信じて、「このおかず美味しいよ♬一口どう?いらない?欲しくなったら言ってね♬」と声をかけ、目の前で美味しく食べる。
これを続けるのは大切かな、と思います。
あと、うちは、私が勧めるよりも、旦那が勧める方が食べたんです。
使える物(旦那や人形など)は使って、無理なく、楽しく!!偏食期を乗り越えてほしいと思います。
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