子育てストライキ

3人の子供たちとのドタバタ絵日記。「やりたいことをやらせる」をモットーに。やらせすぎてイライラするときは育児放棄。毎月キャンプに行きます。毎日レゴしてます。

2年生1学期までは九九を覚えない方が良い!九九を覚える前の簡単な教え方。

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こんにちは。

早いもので、我が家の長男(2年生)も学校の2学期が始まりました。

さあ、子供たちが九九を覚える季節です。
この時期に九九を徹底的に覚えます。
はっぱ64!と叫び続ける子供たち。

この時期ばかりは、親も必死になって覚えさせます。
九九を覚えていなければ、2桁×2桁の計算はもちろん、割り算やその他の勉強に支障がある。
それは間違いありません。

ところがです。
じつは九九を覚えさせることで、将来的に算数を苦手にさせてしまう可能性があります。
今回の記事では、主人が学生時代に算数の塾講師をしていた経験も含めて、我が家の九九に対する考え方や教え方をお伝えします。



算数はそもそも覚える教科なのか


この記事を読まれているお父さんやお母さんは、中学で数学を始めた時、2次方程式の解の公式を覚えた記憶はありませんか?
あれを丸覚えした方で、数学が得意な方は少ないと思います。
私も丸覚えしたタイプで、数学は公式を覚えるだけの、苦痛な科目でしかありませんでした。

私と同じように、小学校、中学校、高校と上がっていくうちに、数学がだんだん暗記科目になっていく人は多いと思います。
これは理解しておらず、テストで点数を取るためだけの、役に立たないお勉強です。
大学受験で名門を突破できた人はまだ良いとしても、その前についていけずに挫折する人間は多々いるでしょう。

今、私は当時学んだはずの数学を何も思い出せません。

しかし、主人は違います。
数学は大好きな科目だったそうで(むしろ数学以外は好きじゃなかった)、公式は覚えなくても、今でも公式を導くことができます。
ちゃんと原理を理解しているから、いつでも公式を導けるわけです。
彼は、数学は暗記科目ではなく、ピラミッドのように論理で積み上げていく科目だと主張するわけです。
 
同じことは算数にも言えます。
九九を覚えるということは、積み上げていくピラミッドの足元を、おろそかにしてしまう意味はないでしょうか?


結局、掛け算は足し算

 
とは言っても、九九がすぐ計算できないのは、その後の人生で不便なことが多々あるでしょう。
割り算も苦労しますし、その後の様々な算数・数学で必須アイテムとなります。
「すぐ計算できる=覚える」となってしまうのも、よく理解できます。

また、同じ覚えるでも、意味をわかってて覚える子供と、意味をわかっておらず覚える子供がいますよね。
たとえば、8x8や8x10ができても、8x18ができない子は、何もわかっていない子です。
 
九九や掛け算って、結局足し算なんですよね。
8×8は、8を8個足しただけ。
8x10は、8を10個足しただけ。
8x18は、8を18個足しただけ。
8を18個足すということは、8を10個と8を8個を合わせたものですよね。

意味をわからずに覚えている子は完全に赤信号だと思います。

頭を使って九九を計算する


今、長男は、九九は一つにつき数秒~10秒くらいかけて計算しています。
たとえば8x8を計算するときは、観察する限り、2パターンの方法のどちらかで計算しています。

一つ目は、
8x2は16
8x4は8x2が2つ分だから16x2で32
8x8は8x4が2つ分だから32x2で64!
というパターン。

二つ目は、
8x10は80
80から8を2つ分引くから80-8-8で64!
というパターン。

彼は全部声に出すので、何を考えているか横から見てるとすぐわかります。。。

一生懸命頭使ってるんですよね。
単純に8を8個足していくのは大変だから、自分なりにものすごく工夫して計算している。



我が家は2年2学期の九九記憶タイムを恐れて、1年生2学期くらいから、九九を自力で計算させる練習をしてきました。
これだけの頭を使うチャンスを、最初っから丸覚えさせるのってどうなの?という強い疑問があるからです。




むしろ学校をうまく使おう


我が家の個人的な考えでは、九九を勝手に覚えるまでは、できればずっと自力で計算させたいと思っています。

しかし、公立小学校では、理解や工夫よりも計算スピードを重視します。
それはそれで、一つの考え方でしょう。
なにしろ世の中は競争社会ですから。

それならそれで、仕方ない。
「では我が家はこういう方針なので、九九を覚えさせないでください」と、学校に猛反発してまで九九の暗記を拒否するほどの気持ちはありません。
それに九九を早く言えると、難しい問題にチャレンジする際に、余計なエネルギーを使わずに済むメリットもあります。
 
なので、長男の場合は、2年1学期までに、たっぷり自力で計算する訓練を積んだわけです。
理解せずに覚えることだけは絶対に避けたかった。
もう、完全に理解してるから、まあ覚えても問題ないよという状況になりました。

覚えることを手伝うつもりはありませんが。。。

九九の教え方


先ほど、結局、九九は足し算だという話をしました。
大切なのは、足し算をちゃんと理解することなのです。

そして足し算をちゃんと理解するためには、数字の仕組みをしっかりと理解することです。
この辺りの教え方は、以前書いた記事を参考にしてもらえればと思います。
 
www.familyblog.jp

九九を計算する訓練


長男は、ゲームが大好きです。
我が家は毎日1時間ゲームをやっていいルールにしています。

しかし、ゲームをする前に、Z会の問題を1ページやるルールにしています。
「勉強しなさい!」では絶対にやらない息子も、メリットがあるからZ会をやっています。



我が家は完全にZ会推しの一家で、幼児の頃からZ会の通信教育をやっていました。
とにかく問題が良質なんですね。
問題を工夫していて、楽しめる内容にもしてくれています。

Z会の問題には、当然九九の問題が含まれます。
これを毎日解き続けてきたので、それなりに力がついてきたと感じています。


ちなみに、Z会は通信教育と市販の問題集の2パターンあります。

今長男は、市販の問題集をやっています。

グレードアップ問題集小学2年算数 文章題

グレードアップ問題集小学2年算数 文章題


通信教育の方も幼児の頃やっていましたが、こちらも素晴らしい質です。

興味のある方は、資料を請求されて、問題集と見比べて見てはと思います。(資料は無料なので↓)


まとめ


さあ、今回は、九九について、熱く語りました。
いろんな考え方があると思いますが、我が家はこの考えで通しています。
さあ、次はゲームを使っていつのまにか算数が得意になる方法をまとめます。


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